「ポール・ゴーガン展を観ながら」
竹橋の国立近代美術館にて印象ノート
「エア・ハレ・イア・オエ」
プリマヴェーラの歌、自然と若い女と古典的格調
「マハナ・マアナ」
芳醇な色彩の重なり春・プリマヴェーラの歌。自然と若い女
と古典的格調。重なり合う芳醇な色彩
「水浴する女」
自然そのものと化した女たち、自然は神秘的な生命の流れになって色彩に溶けていく。そこから神話的な語りかけが響いてくる。
或いは思考の停止する宗教的悦び、法悦世界!
「ヴァヒネ・ノ・テ・ミティ」
何故この女は、背を向け光にむかって、波に向かって、座っているのか?その視線は遠くを見ていない。
水平線が僅かだけ岩石の隙間からのぞいている。砂地が黄色に輝く。
抒庵